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Archive for 8月 1st, 2015

Arduino Uno の 3.3V出力電流について

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Arduino Uno を述べる時は、メーカとバージョンの記載が必要。         2015.08.01,   rev:08.02
理由は、3.3V出力電流が異なる為。

Arduino Uno R3

Arduino Uno の 3.3V出力に、ERP8266 を接続すると動く物と動かないものがある。
動かない原因は、3.3Vの出力電流不足で電圧が低下する為である。

Arduino Uno のバージョンは、R1,R2,R3 がある。ただし、どこを見て、Rを見分けるのかの問題がある。
ESP8266 を接続すると、動く、動かないという話は、このバージョンの区分けをしていない為である。
又、ESPの設定や動作状態によって消費電流が異なるのも、1つの要因である。
ESPの消費電力の件もあるが、AC ADAPTERからも供給や、3.3V出力にCapacitor追加とかの表現になる。


Arduino の種類と仕様arduino-Board.com:このサイトでボード毎の電流値が解ります。


Arduino.cc:Arduino Uno の説明に、Arduino Uno,Arduino Uno SMD,Arduino Uno R2,Arduino Uno R3
があり、3.3V出力は、50mAと記載。これは古いArduino Unoの事でESPを使用する時、この容量では足りない。
DC Current for 3.3V Pin 50 mA
3V3. A 3.3 volt supply generated by the on-board regulator. Maximum current draw is 50 mA.

adafuruit:Arduino UNO FAQ
FAQの「More 3.3v power!」に、3.3Vの出力電流について書かれています。
古いUno の3.3V出力は、50mAです。新しいUnoは、3.3VのRegulatorに、LP2985を使用し、150mAまで、、。

Arduino Uno R3, LP2985 Regulator:現品は、LP2985-33DBVR
規格:LP2985 150-mA Low-noise Low-dropout Regulator With Shutdown
_ Full Load 150mAと書かれている。

Arduino UNO Reference Design:Ver不明であるが、配線図には、LP2985-33DBVR となっている。


他の製品例:メーカーによって異なる場合がある。
sparkfun:Arduino Uno R3150mA(LP2985-33DBVR使用)
SainSmart:SainSmart UNO R3:3.3V Electric current : 50MA と書かれている。
InHaos:UNO BUONO R3:3.3v 300mA と書かれている。
SainSmart:SainSmart UNO:3.3V RegulatorにAMS1117-3.3を使用。3.3V 1100mA。入手先不明。


参考:ESP8266 ESP-WROOM-02 の消費電流について
Reference Documentation:ESP8266 Datasheet and Hardware User Guide の
ESP8266 ESP-WROOM-02 WiFi Module:
0C-ESP8266__WROOM_WiFi_Module_Datasheet__EN_v0.3.pdf を参照の事。

6. Power Consumption は、以下の様になっている。

3.3V消費電流の実測値:オシロでなく、テスターでの電流値。
結論:通常、120mA程度で、ESP8266の設定や動作状態で消費電流が異なる。
測定したESP: ESP-WROOM-02(Aとする)、ESP8266(ESP-01)は、設定値の異なる2種類(B と C とする)。
A:ESP-WROOM-02 +Arduino Uno R3:定常状態=  75mA
B:ESP8266(ESP-01)+Arduino Uno R3:定常状態=  73mA
C:ESP8266(ESP-01)+Arduino Uno R3:定常状態=120mA
送信時に、+20mA増加する。テスターでの測定の為、瞬間時はもっと大きいと思われます。


 

Written by macsbug

8月 1, 2015 at 9:13 am

カテゴリー: Arduino